しおちゃんのまくらごのみ&帰国記番外編1

しおちゃんのまくらごのみ&帰国記番外編1

しおちゃんが好む枕は、ちょっと低めのテンピュール。
真ん中のくぼみがちょうどキモチがいいみたいです。
 
昨晩は時差ぼけの影響がひどく、朝5時ころまで眠れなかったのですが、しおちゃんを腕の中に包んだまま朝を迎えるという至福の時間をすごしました。
 
時々しおちゃんが深い睡眠に入ってピクピクしたり、急に蹴りをくり出したり、両手を上げて万歳になったり。しおちゃん爆睡七変化をまじまじと観察することができて、悪い夜ではありませんでした。
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さてさて、帰国時の番外編をちょろっと。大阪のイベントも無事終えて、それから僕が向かった先は…?

 
そう、堺の刀工、「一竿子忠綱(いっかんしただつな)」!!!一竿子忠綱といえば、道場六三郎さんも愛用されている和包丁。
 
もう数年前から日本の伝統工芸でもある堺の手作り和包丁が欲しくて、特に一竿子忠綱さんには憧れていました。でも、アメリカで上質の和包丁を持っていても切る魚が手に入らないし、宝のもちぐされになってしまう…。ということで、いままで何年も躊躇していたのです。

 
東京でも一竿子忠綱を扱っている所は一カ所ほどあるようですが、やはり僕は手に入れるなら作り手の方に直々に会ってからいただきたかったのです。そこで、今回は大阪にも来たし、思い切って行ってみました!なんとも、趣のある佇まい。

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あらかじめ、アポを取って伺いましたが、お店に入ってみて「ひゃー!」と感嘆!一竿子忠綱がずらりと!
 

そして、とっても優しそうなお母様が大変ご親切に迎えてくださって、お茶までごちそうして下さいました。
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そして、現在一竿子忠綱の看板を背負っていらっしゃるご主人登場!僕がネットや本で存じ上げていた先代のご主人は残念ながら近年他界されてしまったそう…。でも、後を継がれたご主人に直々にお会いできて光栄!
 
NYにいる事情を話したら、研ぎ場にも案内していただいて、研ぎ方も教えていただきました。本来は研ぎ道場でしっかりと教えていらっしゃるそうですが、今回は時間がなかったので概要をご教授いただきました。なんとも有り難い!
 
それにしても、一竿子忠綱のご主人だから、おっかない職人の方だと思ったら、ものすごく気さくで面白い方でした。そのままお笑いに行けそうなくらいユーモアもあって、それでいてもちろん知識と経験が深く、色々と教えていただきました!最後にお父様の渾身の著作までいただいてしまって、本当に感謝しています!
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僕の包丁は、これから仕上げて研いで刃を入れて仕上げるので1ヶ月はかかるそう。名前も彫ってくださるそうです。こうやって待つ時間も、すごくオツでいいではないですか!
 
一竿子忠綱さんの和包丁は完全に手作りなので確かに値はそこそこしますが、そこに込められた歴史と技術と魂を考えたら値段以上の価値があるものだと思いました。ちなみに、一般家庭で使える錆びにくくてお求めやすい価格の文化包丁なども扱っていて、ご主人直々に研いでお届けしてくれます。おすすめ!ちなみに、ご主人の奥様がねこ好きということだったので、しっかりとしおちゃんのことも宣伝してきました!
 

永田刃物
住所: 〒590-0953 大阪府堺市堺区甲斐町東1丁1−4
電話:072-232-2921

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